刈谷市の西福寺にてお社の台座を修繕工事をさせていただきました

こんにちは、石の公園団地近藤石材店の近藤です。

本日は刈谷市の西福寺さんにてお社の台座の修繕工事の依頼を受けておりましたので伺いました。

巻石が外れを直す、天面を板石張りして欲しいという内容です。

また当初は台座が地盤沈下により歪んでしまっているのでその直しもする予定でしたが

かなりの大工事になるとお伝えしたらそこはしなくて良いとなりました。

正面・before&after

 

正面UP・before&after

 

before&after

 

巻石が落下しないようにステンレス器具で落下防止対策をされておりました。その器具を外し
一旦巻石を取り外し、上に乗っているお社をどかします。とても重いので、壊れないように慎重にクレーンで吊ります。

 

内部は生コンで施工されていた為、ハツる作業がとても大変でした。取り外した巻石はセメントが接着しやすいように
薄刃で汚れを除去して、見れる部分はサンダーで研磨し綺麗にします。

 

また巻石には今後ズレや、落下しないよにコーナー金具を装着して強度を出しておきます。台座が傾いてしまっていますが
巻石や、板石が水平になるようにセメントや鉛を使って微調整して据え付け作業を進めていきます。

 

作業で出たコンクリガラや石粉を濡れたスポンジや箒で綺麗にしてから据え付け作業を進めていきます。
セメントの接着力が弱くなるのでこの一手間がとても重要です。

 

コーナー金具を装着しているところです。

 

巻石が据えれたら板石張りを進めていきます。私は巻石下の目地をしていきます。

 

板石が張れ、目地もすることが出来ました。ここにどかしたお社を同じようにセットし作業完了となります。

既設の物を修繕し綺麗にする作業は、簡単そうに見えますが案外そうではありません。

他社さんが施工した物になってくると、開けないと分からない部分が多くあるのである程度想定して道具も用意して

現場に向かいます。あの道具があったら簡単に、、泣。。。というような事も多々あります。

今後まだまだ経験値を積まないとそういった場面に遭遇したときに柔軟に対応できるように

社長のもと多くの事を学び吸収していかないといけません。

この業界に29歳から入りましたが、職人レベルまでにはまだまだ到達できません。

やらなければいけないことが山積みでございます。。。

 

このブログも時々読み返して作業の進行の仕方、方法など復習できる材料として書き続けたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。以上近藤でした。