インドネシア産の御影石を原石から8寸角DX墓石製作、すべて7代目の私が製作しました

こんにちは、石の公園団地近藤石材店の近藤です。

本日はインドネシア産の御影石で8寸角和型DX墓石の製作をしたのでご紹介致します。

原石を昔仕入れて工場の片隅にずっとあった石材を有効活用しました。

 

原石はかなり大きいので協力会社に大口径のオフカット機でカットしてもらいそれから当社で加工します。

 

普段は大将が磨き作業をしますが、今回私がすべて本磨き仕上げまですることが出来ました。
慣れない部分もありましたが都度都度チャックしながら綺麗に磨き上げました。

 

棹石、上台、中台、四ツ石をすべて磨き上げ、四ツ石のカネや高さの調整もすべて実施しました。

 

小物の製作も行います。供物香炉、水鉢、花立を作っていきます。
製作工程は今までいっぱい作ってきたので簡単な写真を載せます。

 

電動工具で形を整えていきます。ポリッシャーでの本磨き作業は協力会社に実施してもらいます。

 

まくしぼり加工、型のスミに合わせて切り込みを入れて形取ります。

 

中台の骨穴はコッパハギという道具で切り込んだ部分に打ち込むことで綺麗に割れ、入り口となります。
youtubeに動画をあげました。割れる瞬間の音が変わるのがハッキリわかるので聞いてみて下さい。

 

完成です。お墓一つ私の手で完成させました。

難しかったのは、四ツ石のカネ、目地のズレが無いように手で調整すること。

何度も仮据えして確認しながら、また削りという事をしました。

これからもっと上手くなるように努力致します。

 

初めてのお墓ですが、上手くできたと思います。

小物は以前から製作していたので綺麗に製作することはできます。

本磨き作業も慣れてきました。どのように効率よく作業するかをもっと勉強していきます。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。以上近藤でした。