岡崎産宇寿石の灯籠8基~弊社製作物を広島県の寺院に設置させていただきました

近藤石材店の近藤です。

今回弊社で製作した灯籠8基を広島県の石材店に納品させていただいたのでご紹介させていただきます。
※広島の石材店に設置はしていただきました。

 

 

今更ですが弊社について簡単に説明させていただきます。

近藤石材店5代目、6代目(現役)は職業訓練法人 岡崎技術工学院の講師として長年携わってきました。

また研修生グループという組織に所属し、若い子達の技術・技能の育成を目的としております。

弊社に修行に来たいという希望があれば、弊社は責任持ってその子を受持ち
3~4年修行させ 充実した知識・技能を身につけさせ卒業させていきます。

近藤石材店の卒業生が全国各地に居て、今回ご縁があり広島県の卒業生から発注を貰いました。

卒業生からの仕事は大変嬉しく感慨深いですね。

 

話は変わりますが灯籠の製作工程をすべてではありませんが、写真を撮影した物で紹介させていただきます。

笠の軒は事前に斜めにカットしビシャンで仕上げております。

 

神前灯籠の笠です。すべてビシャン仕上げです。オフカット機で高低差をつけてカットし いらない部分を
コヤスケではらいます。
 

ざっくりとハツったら厚刃で笠の棟を出し、アウトラインを作ります。

  

コヤスケではらった部分を薄刃・厚刃で整えます。

    

綺麗に形が仕上がったら、エアービシャンをかけて完成です。地震対策でピンを刺す部分に穴もあけておきます。

完成した灯籠です。

火袋の製作工程の写真も一部掲載致します。芯抜き後火口を薄刃でカットし空けております。

オフカットで柱に向かって斜めにカットし厚刃で整えた後、ビシャンで仕上げます。

 

大変な作業でかなりの日数がかかりました。ですが弊社で製作した灯籠が寺院に設置され大変嬉しく思いますし
卒業生にも喜んでもらえてよかったです。

設置後の写真を貰いました。

灯籠があるだけで風情が出ます。

 

以上です。 ありがとうございました。