オリジナル織部灯籠、布泉手水鉢の製作。岡崎市産の石材を使用して京都市下京区に納品します
こんにちは、石の公園団地近藤石材店の近藤です。
本日は昨年からご相談を受けておりました、織部灯籠、布泉手水鉢の製作をしたのでご紹介致します。
当社HPにあります、岡崎灯籠ショップという【BASE】を使用して作成したページからご相談を受けました。
『写真のような織部灯籠と布泉手水鉢の製作が可能か?』と。

当社で手作りで対応可能です、とお伝えしたらどんどんお話が進みご縁を頂くことが出来ました。
何パターンかお見積りを提出させていただき、織部は4尺サイズ、手水鉢は直径1.9尺のとても大大きいサイズとなりました。
岡崎市夏山石を使用して製作していきます。写真を参考に図面を起こしてその規格サイズに石材をカットします。

石材カット後、いつも通り灯籠を製作する段取りでムシっていきます。

4尺ともなると一つ一つのパーツは重くて一人では持てなくなります。かなりでかいです。


着色して欲しいという事で、昔ながらの製法で着色します。
夏場だとすぐ変色していい感じになりますが、冬場の日差しが弱いと変色時間が掛かります。
時間をかけて良い感じに変色しました。

布泉手水鉢の製作です。土台と手水鉢の2つ製作します。丸形には社長に作業してもらいその他加工は私が担当しました。
参考写真だと角がしっかり出ている為、欠けないように角を出していきます。

土台は下の写真のようにカットし丸型を形成していきます。中心に穴あけをして土台完成となります。

布泉手水鉢の文字彫刻に関して、薄刃で切り込みを入れていき、コンプレッサーノミで突いて成形します。

角を出すことで文字がはっきりします。中心の窪みは穴掘り機で穴を連結して開けていき、くり抜きます。

一度土台に乗せてがたつきが無いか確認しておきます。

水抜き穴を開けて形は出来ました。 最後にこれも着色して完成となります。

着色後、良い感じで茶色に変色致しました。

着色加工に関して
夏場のような日差しがきつく暑い日には、着色が早く終わりより色が濃くしっかりします。
着色する薬品は企業秘密ですが、酸化を利用して色を付けております。
この着色をすると石を削ったり割らない限り色が無くなることはありません。
またこの薬品に墨汁を入れるとダークな感じを出せてまた違った雰囲気を出せます。
白い石に少し手を加えるだけで色が変わるので面白いですよね!
最後までお読みいただきありがとうございます。以上近藤でした

