豊田市今町の住宅駐車場にて板石張りの破損した部分の張り直しと目地の入れ直し作業をさせていただきました、補修、建築工事

こんにちは、石の公園団地近藤石材店の近藤です。

本日はお施主様宅の住宅駐車場通路の板石張り張り替え作業と目地の補修工事をしてきたので

ご紹介致します。以前からご相談を頂いておりましてやっと作業進行することが出来ました。

真夏の作業を回避し涼しくなるまで待っていただいておりました。ありがとうございました。

内容としては、板石が割れている、ガタガタする目立つところの修正補強、

目地は全体をやり直して綺麗にするといった内容です。

全体を張り直しすると費用がすごいので手前の箇所をある程度直せたらという事でした。

before

 

after

現状使われている中国材が廃番で仕入れ不可の物だったので当社在庫品の板材で対応させていただきました。
30×60㎝角2枚、60×60㎝3枚の交換を先に進行しました。

 

あまりにもガタガタしている板材を取り外し、据えなおしもしました。地盤沈下で剥離し中身がスカスカです。
セメントを敷き詰めトロトロのセメントジュースを張り付け時入れることでしっかり接着します。

 

据え付けの時指が抜けないので、PPバンドを板材に巻き付けここを持って嵌め込みます。

 

板材の張り直しが完了し、残るは目地のやり直しです。

 

目地切り作業です。中途半端に残っている目地を綺麗に除去し新しいのがしっかり入るようにします。

 

目地部分を綺麗にしてから目地入れです。これがまた大変で2人でひたすら目地を入れていきます。

 

目地切りした石粉や汚れを綺麗にして作業完了となります。

車が乗り降りするようなところに板石があると、ちょっとした歪みでズレたり、剥離したり

していきます。経年劣化によるセメントの強度も落ちて剥がれ隙間が出来るとそこからゴミが入り

水が入り、冬場だとその水が凍結して膨張し、より剥離させていき、、、管理がとても大変です。

見た目はいいですが板石施工だと高価になります。

修理も大変です。板石を使用する場合、人の通路等で使用する場合は問題ないですが

車の通路の場合、厚さ7㎝~9㎝ほどの厚みは欲しいですね。

薄い板材を使用する場合は基礎のコンクリートにベタベタで隙間が無いような完璧な施工をしなけばいけません。

基礎と板材に隙間があると薄い板材は簡単に割れてしまうので注意してください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。以上近藤でした