岡崎墓園にて洋墓を建立したのでご紹介致します。中国産の石材を使用、お墓では珍しいバルモラルレッドで製作しております

こんにちは、石の公園団地近藤石材店の近藤です。

本日は岡崎墓園にて洋墓を建立してきたのでご紹介させていただきます。

工場の在庫として残っていたオレンジ色の中国石材【バルモラルレッド】を使用して四ツ石、中台を製作し

小物と、棹石は中国石材664を仕入れて組み合わせました。

以下過去のブログにて紹介しているのでご参考までに

中国石材664とオレンジ色の石材を使用して洋墓デザイン墓石を製作致しました | 愛知県岡崎市のお墓専門(株)近藤石材店

 

岡崎墓園の契約内容として区画購入後3年以内にお墓を建立しなければいけないという規則があり

今回お施主様は10月に来店でその期限が11月末までという事でお墓建立を急がれておりました。

当社の在庫展示品で気に入って下さって購入していただき、どのような形にするか打ち合わせを進めさせていただきました。

完成写真

 

巻石の施工です。地盤の土がフカフカした感じの土なのでしっかり掘り出して、タコで締めつつ砕石交じりのセメントで
打設しその上に巻石を乗せてソフトハンマーで叩いて据えていきます。

 

巻石は豊田市産荒目石を使用して製作しました。小物用の板材も荒目石です。
中国仕入れだと納期的に間に合わない為、急ぎ手作りで在庫の荒目で対応致しました。

 

コーナー金具を装着します。合端はコーキングで接着しズレないようになっております。

 

巻石を施工後、納骨スペースを作ります。荒目石で板材を準備しており骨壺事納骨できるように深さを出して設置します。

 

墓石の基礎が出来ました。全体をセメント交じりの土にして土を戻しております。そうすることでより強度がでます。

 

数日後四ツ石と板材の据え付けです。

 

四ツ石の設置も終え、残すは本体設置のみです。蓋石の高さは後日調整します。

 

中台、棹石の設置です。設置面にはコーキング注入しズレ防止しておきます。
納骨スペースへの入り口は板石をどけると納骨できるようになっており、板石が水平になるよう調整します。

小物も設置し完了となります。

全体的に目が粗い石で構成されており、とてもいい感じになりました。

バルモラルレッドの色が墓園でそれほど見ない石材になるのでパッと目移りするお墓となりました。

お施主様と打ち合わせを進行していき、このように形となって完成するととても嬉しいですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。以上近藤でした