安城市、西尾市の寺院墓地にてお墓じまい。2基とも寺院管理の基礎の上に建てられており基礎残し墓石のみの撤去です

こんにちは、石の公園団地近藤石材店の近藤です。

本日はお墓じまいのお仕事をさせていただいたのでご紹介致します。

今回紹介するのは寺院墓地でのお墓じまいです。お寺さんがコンサルティング会社との契約で区画内を整備し

同一のお墓が建てられているようなところがあります。管理され綺麗になってお墓参りがしやすい良い環境になってます。

この場合の多くは基礎も他の人と共有化されており、今回のように基礎上のお墓のみ撤去で済む場合があります。

 

今回お墓じまいをするにあたって、目地材がセメントなのか、コーキングなのか注意が必要です。

 

今回すべてコーキングで施工されている墓石で、棹石と上台が何しても全く外れません。
これは中心にボルトが1本入っており、またコーキングでガチガチに止めているからです。

 

この場合、時間が掛かるので剥離させずそのまま運ぶといった対応で進行していきます。幸い上台と中台が外れたので助かりました。
写真のようにクレーンで吊っても外れません。

 

すべての部材が大量のコーキングで接着されてました。まだ新しめの墓石だったのでしっかりと接着されております。
これが何十年かしたら劣化して簡単に取れますが、新しいとコーキングの接着力はすごいです。

 

写真のように何か所がコーキングを打つこむことによりしっかりと接着されます。
この施工のデメリットととして、もし家庭の都合でお墓の移転工事をするとなった場合、困難であると同時に破損する可能性があります。
今回も壊さないと外れないところが何か所かありました。

 

基礎を残して綺麗に撤去することが出来ました。

お墓じまいだったので今回作業を進めることが出来ましたが

もし移転工事であった場合、御断りしていたかもしれません。

移転工事はかなりのリスクがあることをご理解下さい。

最後までお読みいただきありがとうございます。以上近藤でした。