岡崎市の真宮神社にて車がぶつかって破損してしまった玉垣の修繕工事を行いました

こんにちは、石の公園団地近藤石材店の近藤です。

本日は岡崎市真宮町にある真宮神社にて玉垣の修繕工事を実施したのでご紹介致します。

手前横にある石に車が勢いよく乗り上げてしまって激突し玉垣をズラしてしまったそうです。

地元建設会社様からご相談を頂き当社の方で修理させていただきました。

before

 

after

ステンレスパイプが1本物で施工していた為、歪んだパイプを抜くのに鉄筋カッターを使用してカットし
一度外れてしまった玉垣をすべて取り外します。

 

また外れていない玉垣はそのままにしておきます。パイプのみ根元から切り離し新しいパイプが入るように
内部のパイプも削って入るようにします。一度取り外した玉垣は表面を綺麗にするため
サービスでグラインダーをかけて綺麗にしていきます。

 

研磨するだけで汚れてしまった部分が見違えるように綺麗になります。

 

土台の部分も綺麗にしておきます。またセメントで接着しているので古いセメントも合わせて除去しておきます。

 

すべての玉垣にピンを差し込んでいる為、チェーンブロックを使用して据えていきます。
それほど力を使わず据えていけます。

 

歪みがあるとパイプが通らないので、高さ歪み等調整しながら施工していきます。
写真のように小柱に2本のパイプを差し込み、仕上げに親柱をゆっくりと若干左斜めから据えます。
そうすることで上手く下部のピンを差し込みながらパイプも穴に入ります。

 

すべての玉垣が建ちました。下げ振りで垂直を確認しズレが無いかの確認もしっかりします。
最後に時間のかかる目地作業をしていきます。
2人でセメントの目地材を入れていき丁寧にふき取っていきます。

また車が乗り上げないように手前の石材を立てて置いておきました。

乗り上げることはなく恐らく車が破損するでしょう。かなりのスピードで当たった場合は関係なく玉垣も破損しますが、、、

せっかく修理するという事で、表面を研磨しましたが、とっても綺麗になりましたね。

修繕工事中も何人もの参拝者がこられ、地元の方に大切にされている神社なので綺麗になってよかったです。

 

順調に作業を進行することが出来て1日で作業を終えることが出来ました。

今回も良い勉強になりました。

最後までお読みいただきありがとうございます。以上近藤でした。