岡崎市立三島小学校で岡崎市の伝統産業である石工の技能の紹介、石割体験もしてもらいました。

こんにちは、石の公園団地近藤石材店の近藤です。

岡崎市立三島小学校にて

岡崎の伝統産業である石工の授業を設けていただいたので講師として、大将と私で伺わせていただきました。

※可愛い生徒達の写真はモザイクを掛けさせていただきます。

※23日の中日新聞、東海愛知新聞で当社が紹介されました

 

現在三島小学生は岡崎の伝統産業について勉強してくれているそうです。
今回伝統工芸品を作っている当社に声がけしていただき、石工についてお話させていただきました。

 

最初に6代目大将の挨拶、後継者である7代目の私の挨拶をさせていただきました。

 

御影石=『花崗岩の説明』『岡崎には何故石屋が多くあり伝統産業となったのか』『石屋が使う道具』
『伝統工芸品が出来るまでの工程』『石割の実演』等々
短時間でどれほど伝わったかわかりませんが聞いている生徒達は目を輝かせていました。

 

原石にスミ引きして、コヤスケ、セットウ(金槌)でハツり作業をしている写真です。
昔は原石を手作業で平らにしていたという事を簡単に実演しました。

 

その後、ノミを使用して石をハツります。

 

最後にビシャンを使用して平らにするといった内容です。
近年は電動工具の進歩で効率よく石を切り、削り、磨くことも出来ます。
また皆興味津々でしっかり話を聞き、小学生らしい反応で可愛らしかったです。

 

原石にハンマードリルで穴を開け、セリ矢での石割も実演させていただきました。
割れた瞬間の生徒たちの皆様の反応が良くて大変嬉しかったです。

 

生徒たちに石割の体験をしてもらうため道具を持参しましたが石割体験希望者がほぼ全員でした(笑)
時間も足りずじゃんけんで勝った子しかできず、残念で申し訳なったですが楽しんでくれたみたいです。

 

岡崎の中目石、足助の荒目石、外材のインドのパスを石割して
子供たちは石が欲しいという子が多くいたので、プレゼントしました(笑)
普段石屋が『コッパ』と言って石の廃材として捨てるものが、
子供達にとっては珍しい物になっていたので販路開拓に繋がるヒントになりました。ありがとうございます。

今回私が石屋になって初めてこのような体験授業に参加させていただきました。

伝統産業に少しでも興味を持ってくれれば嬉しいです。

小さいころから石屋が身近で育ってきたため石割など普通な感覚でいましたが

そうでないと大変貴重で珍しい仕事になるんだなあと改めて実感致しました。

 

この度は三島小学校の先生方、お声をかけていただきまして誠にありがとうございました。

以上近藤でした。